肝臓癌
胆管細胞癌
肝臓癌のうち肝臓そのものを構成している肝細胞が癌化する肝細胞癌に対し、肝臓から十二指腸まで胆汁を運ぶ役割を担っている胆管のうち特に肝臓内の胆管にできる癌を胆管細胞癌といいます。
胆管細胞癌と一言で言ってもその形状により、肝内に塊を形成する腫瘤形成型、胆管の上皮にしみこむように癌が形成される胆管湿潤型、胆管内に隆起を作り突出する胆管ない発育型の3つに分類されます。この中でも胆管湿潤型は癌のほろ狩りがわかりにくいため診断や治療が他の二つに比べ困難となるケースが多いとされています。
肝細胞癌が肝炎や肝硬変といったその他の肝臓病が悪化したケースが主であるのに対し胆管細胞癌の発生原因というのはよくわかっていない部分が多く東南アジアをはじめとした諸外国ではリスクファクターとして寄生虫によるものであるとかウイルス性肝炎によるものであるといったさまざまな説が出されていますがこれらは日本では因果活計は証明されておらず推測の域を出ていません、日本では閉塞性胆管炎によるものであるとの説が有力とされています。確実なものとしては肝細胞癌のように肝硬変などの悪化に起因するものではないということです。
胆管細胞癌は他の肝臓の病気と同じく黄疸が出るくらいしか固有の症状がなく発見が大変困難である場合が多いのが現状です。
にもかかわらず有効な治療法が外科手術による患部の切除以外に有効とされる手段があまりなくさらに治療を受けたあとの予後に至っても5年後の生存率が40%から50%程度という大変治療の難しい重病であるといえます。