肝臓の構造
肝臓の組織
肝臓を構成している肝細胞には他の細胞と違った面が数多く存在します。それは肝臓が人体の他の部分とは異なる働きをしているためにそれ特有の構造が必要となっているためであるといえます。
代表的なものとして、肝臓は胆汁を分泌する外分泌器官であることから、肝細胞は他の細胞に比べて粗面小胞体が発達しているというところがあります。
更にグリコーゲンからグルコースを合成することを始め、胆汁塩酸やコレステロールの合成ビリルビンに代表されるようなグルクロン酸の抱合、そして脂肪酸のエステル化といった実に多種多様な機能を果たすために滑面小胞体も粗面小胞体と同じく他の細胞に比べて発達しているという特徴を持っています。
他にもペルオキシソームというものを持っていることや、グリコーゲンを顆粒として保存しているために電子顕微鏡で顆粒状のグリコーゲンを確認できることなども他の細胞にはない肝細胞特有の特徴であるといえます。
また肝細胞は中心静脈から放射状に規則正しく配列していて肝細胞索とも呼ばれる配列となっています。この間細胞索の間には類洞または洞様毛細血管といわれる毛細血管が通っています。この類洞は通常の毛細血管に比べて太いのも他の人体構造と異なる肝臓特有のものといえるでしょう。他にも肝細胞二つの間に毛細胆管も形成されていて、これは胆汁を小葉間胆管に送る働きも担っているといわれています。 このように肝臓他の人体構造とは異なった構造を持っている大変特殊な臓器であるということだいえます。