肝臓の構造
肝小葉
肝臓を緒構成する肝細胞はその多くが小葉構造を形成していてこれを肝小葉といい肝小葉の間には小葉間結合組織が存在します。
肝小葉は中心静脈を中心に直径1から2mm、高さが1から2mmの六角柱または多角形のような形を形成していて肝細胞は中心静脈の周囲に放射状に配列していてブロック塀のような形で積み重なり一つの層となり板状に連続した配置をしています。
その板状に配置された肝細胞の間を管腔の広い特殊な毛細血管が通っていて、これは洞様毛細血管と呼ばれているものでもあり、下記で説明されている小葉間動脈と小葉間静脈の血液を受けて中心静脈へと血液を送っています。
この肝小葉という組織は健康な人間の肝臓においては確認することは非常に困難です。観察しやすい例としては豚の肝臓などは小葉間結合組織が発達しているために比較的肝小葉の確認が容易である場合が多いとされています。
肝小葉同士の間に存在する小葉間結合組織は小葉間動脈、小葉間静脈、小葉間胆管の三つにより構成されていて。この三つを肝三つ組と称する場合もあります。肝細胞が分泌した胆汁は毛細胆管に分泌され、小葉中心部を通って小葉間胆管へと移動されます。 肝細胞は細胞核を二つ持っている多核細胞のうちの一つであり他の細胞に比べて大変早い細胞分裂を行います。体内全体の1/3ほどの重量が残っていれば一年足らずでもとの大きさへと再生するという肝臓の再生の速さはこのことに由来しています。