肝臓の機能
アルコールを分解する
人体がアルコールを摂するとそのアルコールは肝臓に運ばれアルコール脱水素酵素、通称ADHによってアセトアルデヒド、という物質に変換されます。しかしこのアセトアルデヒドは毒素を含んでいるために人体に残っていると吐き気や頭痛などの症状を引き起こします。
そのため今度はこのアセトアルデヒドをアセトアルデヒド脱水酵素、通称ALDHによって酢酸と炭酸ガスへと変換されます。
ADHやALDHの量には個人差がありそれがお酒の飲める人飲めない人の差につながっているといわれていてさらにALDHには高濃度のアセトアルデヒドが体内に侵入して初めて効果がある1型と比較的低濃度でも活動する2型があり傾向として日本人は2型が少ないというような民族間でも差異があります。
また自分の体質を知るためにパッチテストというものもあり、これは消毒用のアルコールを浸したガーゼを約5分間皮膚の柔らかい部分に貼り付けその後の経過を見ることによって自分にアルコールを分解する酵素があるかないかを判断することができます。
一般的に日本酒1合分のアルコールが体内で酢酸に分解されるまでに2~3時間ほどの時間を要するといわれています。つまり習慣的に大量の飲酒をしていれば常に肝臓を使っていることになり処理しきれなくなったアルコールにより脂肪肝や肝硬変などという様々な病気を引き起こす原因になります。 肝臓は人体において多くの役割を担っている重要な臓器なので過度の飲酒は避け自身の健康を守っていくことが大切だと思われます。